豊島文香句集 『愛惜』
断崖を背に、波打ち際まで軒を連ねる漁村に生まれ、
いつかこの村を出て行こうとずっと思っていました。
そして今、取り壊される刻を待つ主亡き生家が、陸奥
湾の夕日に染められています。その光景は、愛惜の念と
なり、生涯消えることはないでしょう。
(豊島文香)
浜痩せて枯れはまなすの骨を焚く
さくらさくらひとひらごとの果たし状
遠目にはおだやか過ぎる海だった
世間体という哀しき昼花火
あるはずの桔梗の郷はどこですか
月光の真下に浮かぶ方舟よ
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豊島文香句集『愛惜』
B6判・ハードカバー・116ページ
発行 : 柳都川柳社 2009年刊
頒価 : 1,200円(税込)
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松山芳生句集『夢』
少年の眠りの中へもぐる橇
かたちにはできないものへたちすくむ
栄光も汚名もやがて瘤になる
爆弾になれず花火になりました
燈籠流し点になるまで語り合う
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津軽の地にしっかりと足を着けたひとりの男・松山芳生の
ゆるがぬ視線とひたむきな想いで綴る渾身の句集。
亡き父母のこと、亡き最愛の妻のこと、子供・孫への想い。
さらには自分自身を、そして命そのものを見つめるまなざしは
どこまでも優しくあたたかい。磊落さと繊細さをあわせもつ作品群は
句集に豊かな味わいと奥行きをもたらす大きな河の流れのようだ。
随所に配された著者の手による筆書きの句とエッセイも必読。
構成: 岩淵黙人
序文: 髙瀨霜石
跋文: 岩淵黙人
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松山芳生句集『夢』
A5判・ソフトカバー・138ページ
発行 : あざみエージェント
定価 : 1,575円(1,500円+税) →
2012年(平成24年)CALENDAR
松本衆司 掌詩篇 『光る午後』
人気の詩人・松本衆司のポエムカレンダー。
松本衆司詩集のなかから選りすぐりの十二編の詩(抜粋)と
十二枚の写真のハーモニーを十二ヶ月お楽しみいただけます。

【カレンダーの価格と体裁】
1 価格 800円(税込)
2 体裁 サイズ 10.4cm(縦) × 20.5cm(横)
プラスチックケース付き 卓上用
(ひとこと) カレンダー使用後はカレンダー部分を切り離して
絵葉書として利用できて二度楽しめます。
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徳永政二フォト句集1『カーブ』

ファン待望の徳永政二句集。
今回、写真家・藤田めぐみとのコラボレーションにより
フォト句集のかたちで実現しました。
徳永政二のことばは読むというより、呼吸するイメージ。
ことば、写真、そしてことばと写真。それぞれのもつ世界が
出会い、寄り添い、融合し、はじけ、ひろがって、そこに
立ち現れるあたらしいことばの大気圏に触れてみてください。
やわらかいタオルひとりというものよ
こころとはどんなものかと石段を
悲しみはつながっているカーブする
なつかしいことはなんだかはずかしい
入口は夢で出口もまた夢で
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徳永政二フォト句集1『カーブ』
A5横長・ソフトカバー・38ページ
発行: あざみエージェント
定価: 1,260円
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泉紅実句集『シンデレラの斜面』/2003年・詩遊社

真っ直ぐに空を憎んで伸びる竹
わがままでいよう木綿のワンピース
想う人あり美しい鉋くず
マフラーを二重に巻いて頷かぬ
いい人になって斜面に立っている
ニッポンのどこかでウルトラマンの声
その女の子は、ひときわ細く長い触角を持って
生まれてきた。それは「世間」を生きるには辛いことであったが、
逃げることなどできない。
だから、臆病な生きものが木の洞に木の実をためるようにして
五・七・五を綴りつづけた。
そして二〇〇三年、彼女はこころの斜面をずずっと滑り下りて、
私たちのドアを叩きに来た。しなやかな触覚で見つけ出した、
たくさんのことばを抱えて。
私たちは、川柳の未来を少し信じていいのかもしれない。
(峯 裕見子)
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泉紅実句集『シンデレラの斜面』
四六判・ソフトカバー・108ページ
発行 : 詩遊社
定価 : 1,500円+税
ご購入はこちら →
あざみエージェントオリジナル川柳カレンダー2012(平成24年)
本日・9月20日よりあざみエージェントオリジナル川柳カレンダー2012(平成24年)を
発売いたします。

【カレンダーの価格・体裁】
1 価格 840円(税込)
2 体裁 サイズ: 縦17cm×横23cm(卓上・壁掛け両用)
(カレンダー部分は縦14cm×横23cm)
3 カレンダーは横一列表記
【 カ レ ン ダ ー 参 加 川 柳 家 一 覧 】
白詰朗子(1月)、弘津秋の子(2月)、高瀬霜石(3月)、浮千草(4月)、
濱山哲也(5月)、内田真理子(6月)、泉紅実(7月)、久保田紺(8月)、
なかはられいこ(9月)、徳永政二(10月)、前田芙巳代(11月)、
芳賀博子(12月)
(1月) (3月)

(6月)
カレンダーのお問い合わせはこちら。 → お問合せ窓口
または090-3726-5853冨上(とかみ)まで。
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【東日本大震災の復興支援の取り組み】
なお、小社では東日本大震災の復興支援の取り組みとして書籍・商品の
売上の5%を義援金に充てております。
これからもお客様とご一緒に息の長い復興支援を続けてまいりますので、
どうぞご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
ご購入はこちら →
竹井紫乙句集『ひよこ』

弟を待つ共食いをする為に
虫ぽとりさびしかったねあの枝は
旅人と同じ目線で見る家族
ゆっくりと正しく歩く嫌われる
ハイ着地大して飛べてなかったな
(竹井紫乙の川柳は)妙に明るく清らかで、バリアフリーのようでいて
玉子の殻はかなり固い。ひよこになってもやさしくて強靭な金網を
張りめぐらせている。つかまえようとすると逃げ、そっぽを向くと
手のひらに乗っかっている。
―(中略)― ぐいぐいと読者を引っぱり込む不思議。
竹井紫乙は物の怪姫かもしれないぞ。
(時実新子)
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竹井紫乙句集『ひよこ』
B6判・ハードカバー・156ページ
発行 : 編集工房 円
頒価 : 2,000円
ご購入はこちら →
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「東日本大震災」義援金のお願い
あざみエージェントでは「東日本大震災」で被災された方々を
支援するため、義援金募集の取り組みを始めました。
◆あざみエージェントの取り組み◆
1.ストック中の基金の全額 約三万円
2.競輪ファンエッセイ集『NO MARK』の売上金の全額
3.委託販売書籍の委託料の半額
今後この3点を中心に、あざみの会会員の皆様及びご賛同
いただける皆様から広く義援金を募集いたします。
皆様からお預かりした義援金はあざみエージェントが責任を
もって寄付させていただき、その都度ご報告をいたします。
【寄付先団体】 日本赤十字社、被災地支援団体などを中心に検討中
(決まり次第ご報告いたします)
【振り込み先】
◆ ゆうちょ銀行 記号 14170 番号 6627551
名義人 トカミ アサヨ
(注意)ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振り込みいただく場合は
店番 四一八 店番418 普通預金 0662755
◆ 楽天銀行 ワルツ支店
支店番号 204 普通預金口座 3538660
名義人 冨上 朝世 (トカミ アサヨ)
尚、あざみの会会員の方で、年会費をお振り込みいただいた方は
別途その旨お知らせいただければ、そのように会計処理させて
いただきますので、よろしくお願いします。
さかもとけんいち著『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』
発行:株式会社SIC

浪華の古本屋・青空書房の名物店主さかもとけんいちさんが満を持して出版した待望のエッセイ集。
序文と帯文はさかもとさんと親交の深い小説家の山本一力氏。
「本好きだからこそ書けた、大阪文化史。挿絵の味わいも格別、買って損なしの名著」(帯文より)
人生を語り、本を語り、映画(活動写真)を語り、路地やお地蔵さん、食べ物屋、夜店…、
ページをめくるとそこは古き良き昭和の日本。
そんななつかしさと人情味あふれる語り口に惹かれてついつい読んでしまいます。
そして何度でも読みたくなります。
(付録:復刻版 大阪ふるほんやMAP)
あざみエージェントでは特別にさかもとさん自筆の
メッセージと絵が入ったエッセイ集をご用意しました。
数に限りがありますので売り切れの節はご容赦ください。
エッセイ集は発行発売元SICのホームページから
直接申し込むことができますので、こちらもぜひ。
→http://www.sic-japan.com/index.html
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さかもとけんいち著
『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』(SIC)
B6判・194ページ
定価: 1,680円



くちびるがはみだしてゆく地平線
駅をめくればうっすら雨月物語
二 の腕をすこし撓めて湾になる
ゆくりなく斜めの線とすれちがう
手はやがて森に育ってゆくきざし
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人が一生のうちでめぐりあえる人、触れることのできる世界は限られている。
けれども出会うことは気づくことでもある。気づくことで人は無限の世界を知る。
内田真理子は、時には軋む世界と向き合い、折り合いをつけ、受け入れ、
またある時にはやすらぎの世界に包まれ、なぐさめられ、いやされている自分自身を
見つめつづけてきた。
句集の扉をひらくとき、そこには彼女がゆくりなく(思いがけなく)出会い
気づくことによって始まった、回復と再生と可能性の物語がひろがっている。
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内 田真理子句集『ゆくりなく』
B6変形判・ソフトカバー・68ページ
発行: あざみエージェント
定価: 1,000円 + 税



松本衆司詩集 『水の星の掌詩集』
猫の話を聞いた/星がひとつ流れた
貝からできた絵の具で/猫の目を描いてみたい
と、あなたは言った
待っていたのに/ずっと待っていたのに
贅沢だといわれる愛が/はがされて/消えていく
猫の目は/星の絵の具でできている
と、あなたは言った
遠くで/愛をなくした/あなたをほしがっている
そんな猫がいることを/その日聞いた
(「猫の話」より)
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松本衆司詩集 『水の星の掌詩集』
B6変形判・ソフトカバー・カラー・48ページ
定価:1,000円(税込)
ご購入はこちら → 

ある日突然三角形の一辺に
リカちゃんハウス欲しい時だけ出す家族
酔っぱらう全人類を代表し
おばさんはおじさんくしゃみしてばれる
止まらない時間の上を歩く猫
花吹雪 一瞬見失うこの世
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繊細で傷つきやすい少女が大人になる過程で身に付けた
様々な処世術。それでもときどき顔を出す真っ直ぐな正義感、
社会の不条理への怒りや批判、そして何より生まれもった優しさ、
生きとし生けるもの全てへ注ぐ限りない慈しみのこころ。
川柳家・浮千草はそんな自分自身や自分が捉えた世界を
時にはにかみながら、ときにストレートに川柳表現として
結実させてきた。
でも、彼女のコアには今でもあの時の、繊細で傷つきやすい少女が
ちゃんと生きていて、私たちへメッセージを発信しつづけている。
少女が私たちにいちばん伝えたかったこと。それが句集のタイトルです。
ぼたん雪この世は夢をみるところ 浮千草
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浮千草句集 『夢をみるところ』
発行: あざみエージェント
B6変形判・ソフトカバー・68ページ
定価: 1,000円 + 税

競輪ファンエッセイ集『NO MARK』(ノーマーク)

これまでノーマークだった競輪ファンの思いをぎゅっと凝縮した
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初めてのエッセイ集が誕生しました。
感動・笑い・涙・友情・夢・郷愁・…そして何より競輪への愛。
27色で描かれた見たこともない「競輪」の肖像画をどうぞ
お楽しみください。
現代詩からは増田耕三氏、俳句からは岡村知昭氏、そして
川柳からは私・冨上朝世がペンネーム「ギア」で参加しています。
また、別に「初心者のための競輪用語集」という
パンフレットもお付けします。
この機会に、本当の「競輪」の姿に触れてみてください。
競輪を全く知らない読者でも充分楽しんでいただけること
請け合いです。

競輪ファンエッセイ集『NO MARK』(ノーマーク)
発行 : あざみエージェント
A5判・ソフトカバー・96ページ
定価 :1000円 + 税
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